HYLOGICS

今後は各分室にコンテンツを移して、ここは雑記や暮らしを中心としたライフログ的な何かにしていく予定です。

3D Slashで始めるお手軽CAD(導入編)

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3Dプリンタの隆盛やVR機器の発達をみるに世はまさに大3D時代と言っても過言ではない(過言です)昨今、これからは3Dデータの市場なども発達してくるんだろうなあ、と思っておりました。そんな中、私も3Dプリンタを用いたDIYなどに興味がありつつ手を出せずにいたのですが、これもいい機会だと10年ぶりくらいにモデリングをやってみることにしたのです。

というかですね、ぶっちゃけて言うと先日購入したUSB-DACのケースを作りたいのですが脳内モデリングだとスケールが歪んだりと色々限界があってちょっと辛くなったのでCADやってみようかなというのが実際のところなのです。

ところが実際CAD始めようと思っても何から始めたらいいかわかんないんですよね。*1

とりあえずGoogle傘下のSketchUpを使ってみようとしたところ、

予備機のOSが古すぎてインストールに失敗してしまいました。

DMM.Makeに何か情報がないかな?と思って確認してみるとPhotoshop CCを使った講座があるんですが、あれはどうも直感的ではなくて私はあまり好きじゃないんですよ。一応講座も一通り確認してみましたが、なんか違うなあと。

そんな折にTechCranchから3D Slashの紹介記事が流れてきたのでせっかくだからと試してみました。

アカウント登録

まずは3D Slashのサイトでアカウント登録を行います。(フリーウェアですがDLするにもアカウントが必要なのです)

3D Slash - a 3D piece of cake

簡単な英語ですが解説しておきますね。

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  • 「email」にはメールアドレスを入力。メールアドレスは他人からは見えません。サインアップ用のメールが送られてくるので実際に使っているメールアドレスを使ってください。
  • 「pseudo」には登録したいアカウント名を入力。他人からはこのアカウント名で識別されます。
  • 「Help us to understand your need」は「Female(女性)」と「Male(男性)」から性別を選択してください。
  • 「your age」年齢を「0-14」「15-25」「26-50」「51+」から選択します
  • 「main usage」用途を選択します。「DIY, you need to repair somethingDIY用)」「Educator, you'd like to organize 3D workshops(教育用)」「Prototyping, design thinking, in your office(プロトタイプ開発用)」のいずれかを選択すると良いでしょう。
  • 「enter captcha」 画像と同じ文字を入力してください。

上記を入力したら「REGISTER」を押し、しばらくするとサインアップ用のメールが届きます。メールに記載されたURLを辿るとアカウントが発行されます……が、ちょっと画面をキャプチャするのを忘れてしまいました。確かこのページにパスワードが記載されていたはずです。

アカウントが発行されたらメールアドレスとパスワードで3D Slashのサイトへ改めてログインします。なお、パスワードは改めてメールで通知されます。

実行ファイルのダウンロード

ログイン後、以下のURLからアプリケーションをダウンロードします。

https://www.3dslash.net/features_downloads.php

左からWindows, OS X, Linux, Raspberry Pi用の実行ファイルのダウンロードページへリンクされていますので使っているOSを選択してください。

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ファイルを解凍後、セキュリティ上の問題として警告が出てファイルが実行できなかったりします。OS Xの場合は右クリックして「開く」を押すと先に進めます。Windows8以降でもSmartScreenによって「Windows によって PC が保護されました」とファイルの実行が出来ないことがあるようですが、「詳細情報」→「実行」と進むことで先に進むことが可能です。

アカウントの紐付け

実は3D Slashで編集したファイルを保存するためにはアカウントとの紐付けが必要です。

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上記の「ASSOCIATE YOUR APP」から以下のURLに飛ぶと"ASSOCIATION CODE"が発行されます。

https://www.3dslash.net/user_device_add.php

同じページ内にわかりやすいマニュアルがありますので、これに従いASSOCIATION CODEを入力後、"associate"ボタンを押すとアカウントへの紐付けが完了します。

ここまでで準備は完了です。

ちょっと長くなったので記事を分割します。

*1:昔3Dで遊んでいた頃はBlenderとか六角大王(懐かしい)とか使っていたんですが。