HYLOGICS

今後は各分室にコンテンツを移して、ここは雑記や暮らしを中心としたライフログ的な何かにしていく予定です。

記憶力が他人より劣っているので強化したい

以下、増田より

自分のことだけど、記憶力が絶望的に無い。仕事の打ち合わせしてても議題が次に移ると前の会話を忘れてしまっている。

(中略)

みんなそんなもんかと思っていたけど、同じ会社の人間はなにを話していたか覚えているし、友達も旅行の事をちゃんと覚えてる。

それ以外にも忘れることたくさんあって辛い。

みんなからもなんも覚えて無いな!とつっこまれるけど、その度にいつも新鮮さを失わず生きていけるから幸せなんだよ!と強がってる。ほんとは辛い。だけど、プログラミングはかなり得意で、世に作品もだしてる。仕事も30半ばまで大企業でそれなりにやってます。

どうやったら記憶力あがりますか?

私も似たような感じで自分の記憶力の無さに絶望しながら生きてきた人間で、小学校の頃から漢字の書き取りや日本史・世界史、英語や古典は壊滅にひどい成績を取りつつも数学や現代文、物理などは人より出来たので感性や演算能力だけでなんとか生きてこれました。

でも記憶力に頼らない生き方って実は効率が悪いのでなんとかしたいとは思っていたんです。

記憶力とは何か

記憶力は一般に「銘記」「保持」「想起」の3つの能力に分かれていると言います。

  • 銘記:脳に記憶を刻み込む力
  • 保持:記憶を中長期に維持する力
  • 想起:記憶を思い出す力

この中でも特に「銘記」と「想起」が重要だと考えています。そしてこれは先天性のものではなく意識的に鍛えることが出来るのです。

記憶力は鍛えられる

幼少時から暗記が苦手で向き合うことから逃げてましたが、逃げれば逃げるほど苦手になっていくんだろうなということは自覚していました。

年を経てちょっとコツを掴んだのですが、記憶力に自信がない場合は自覚的に銘記と想起を行う習慣を身につけると良いです。

具体的には「反復を行う」こと。会話が終わったあとで要点を整理してメモに取る、旅行に行ったあとでアルバムをまとめるなど。ブログを書いたりするのもオススメです。アウトプットを意識しながら行動してると自然と観察力や短期記憶力は鍛えられます。

出来れば1週間後〜数日後にその記録を振り返りながら自分の中の記憶と向き合うと短期記憶から中長期の記憶域に移っていくので良いですね。

余談

昔はどうでも良い記憶で脳の容量を塞ぎたくないと思っていたのですが、最近は記憶は増やせば増やすほどフックが増えて記憶しやすくなっていくんだなと思います。その中で重要なものだけ記憶のサイクルを反復して長期記憶に強く残していくと良いのでしょう。つまり普段から興味を持ったものを記憶する習慣を身につけるだけで自然と記憶力は高まっていくのです。

これ、本当は義務教育の過程で鍛えられる能力なんだと思いますが、真面目に向き合ってこなかったツケなんでしょうね。その分演算能力が高められたと思うことで納得しておくことにしておきます。

脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)

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