HYLOGICS

今後は各分室にコンテンツを移して、ここは雑記や暮らしを中心としたライフログ的な何かにしていく予定です。

独断と偏見で選ぶ自転車用スピーカー 5選(4+1)

少し前にRuntastic Road Bike Proでペース管理機能を使うためにBluetoothヘッドセットを使っていたのですが、走りながらだと聞き取りにくいしヘルメットのベルトと干渉するしで使いにくいなあとちょっと放置していたら失くしてしまいました。でもイヤホンしながら走ると道交法違反だし……。

今回は別件で旅先に持っていけるスピーカーが欲しいということもあり、折角なので自転車に車載出来るものを幾つか探してみました。自転車で使うことを考えて「防水」「ワイヤレス」「自転車に取り付け可能」なものに絞ってます。

なお、公道では周囲の迷惑にならないように音量に気を付けて使ってくださいね。

SoundPEATS P2/P3

5Wのアンプを2基載せたステレオスピーカー。音が良さげで自転車に載ってないシーンでも普通に使えそうなのが魅力で今回購入しました。専用のマウンタはないけど底面に三脚ネジがあるのでカメラホルダー経由でハンドルにマウント可能です。

写真だと結構大きく見えるのですが、17.3 x 7.3cmなのでiPhone6 Plus(15.8 x 7.8cm)より少し縦に大きいくらいですね。それでもちょっと、、、という向きにはモノラルスピーカーのP2もあるので好きなものを選ぶと良いと思います。

FiBiSonic HG00595

ボトルケージに差すタイプのスピーカー。こちらもステレオスピーカー(3W * 2)なんだけど少し音が籠もっている印象です。

ダウンチューブやシートチューブに取り付けても足元からだと音量を結構大きくしないと音が聞こえにくい気がするのですが、その辺どうなんだろう。ボトルケージは便利なんだけど(ツールキット入れたりミニポンプつけたりで)足りなくなりがちだし、ハンドルにマウントしたほうが良いかもしれない。

MINOURA(ミノウラ) ボトルケージホルダー [BH-100M] φ28-35mm対応

MINOURA(ミノウラ) ボトルケージホルダー [BH-100M] φ28-35mm対応

Venstar Waterproof Sport Portable Bluetooth Speaker

ハンドルに取り付けるタイプのスピーカーで、専用マウンタが付属。

同じくハンドルに取り付け出来るコントローラがセットになっているのがユニーク。

コントローラが必要かと言われると(頻繁に操作するものでもないので)ぶっちゃけ要らないと思うんですが、こういうの見るとちょっとワクワクするよね。意味もなく欲しくなりました。

Aukey SK-M15

ハンドルに取り付けるタイプのスピーカーで、取り付け用のゴムストラップが付属。

ちっちゃい!軽い!でもバッテリーの容量も少ない!

連続再生時間が3〜5時間ということでロングライドには向かないけど、取り回しやすそうだし(何より安いので)街乗りもしくは入門用には良いのかも。

番外

trendwoo Freeman X6

ハンドルに取り付けるタイプのスピーカーで、専用マウンタが付属。

LEDライトにもなるスピーカーなのが特徴。充電式のライトを兼用しているというのは判断が別れるところですが、マウンタが一つ減らせるので取り回しが楽になるのは評価出来ると思います。

(ただ、個人的にはライトは電池式が良いかなと思います。夜間走行中に電池切れたりしても交換すればすぐ使えるし、いざとなればコンビニで買えるので。スピーカーでバッテリー消耗してライト付かなくなるのも困るしなあ、ということで番外としました)

Android版艦これ with Nexus7(2012)

6月から先行運用となっていた艦これAndroid版ですが、昨日(8/1)のメンテ終了をもって一般にも解放されました。

個人的には普段WindowsタブレットiPhoneを使っていることもあり当初はAndroid版にあまり興味を持っていなかったのですが、意外にもNexus7(2012)が公式にサポートされていたので手元にあったNexus7(2012)に突っ込んでみることにしました。

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USB-DACのお手軽なノイズ対策

以前購入したUSB-DAC、ここ暫くWindowsを起動していないこともあり使う機会がなく引き出しで休眠していたのですが、HDDの整理もひと段落したこともあり最近また復活させることになりました。

blog.hylogics.com

コンポ側のデジタル入力が埋まっているのでヘッドフォンを刺してアナログで使ってみたところ、ノイズが凄いことが発覚。デジタル出力=S/PDIF(toslink)で使っている時は問題がなかったんですが、常用に堪えないレベルのノイズにどうしたものかと考えていたところサンプリングレートを変更すると改善するらしいとの噂を聞き試してみることに。

■ 再生デバイスからプロパティ→詳細タブを開く f:id:kirine:20160721041140p:plain

■ デフォルトでは44100Hz(CDの音質)が設定されているのでこれを変更する f:id:kirine:20160721041149p:plain

サンプリングレートを下げるしかないのか、と覚悟していたのですが「32000 Hz(FMラジオの音質)」「48000 Hz(DVDの音質)」どちらを選択してもノイズが綺麗に消え去りました。

同じ現象に悩んでいる方は追加で機材を購入する前に設定を見直してみると良いかもしれません。ダメ元で是非お試しください。

【備忘録】ストレージ整理

先週、いつも通りデータ処理のバッチを流していてなんとなく違和感があった。増え続けるデータに対して誤魔化し誤魔化し運用しているHDDの容量がもう限界なのではないかという予感。取り急ぎ確認してみたところ、 データ領域の空き容量が200GB程度で、データの整理やパーティションの整理をしないと数日中にデータが溢れることが発覚。これはちょっと不味いと思い、長いこと放置していたストレージの整理を行うことにした。

データ退避とRAIDアレイ再作成

以下図1は再構築前後の図。左が再構築前、右が再構築後。アイコンは左からHDD、RAIDアレイ、パーティション。図中の青はRAID1, 黄はRAIDZ, 赤はその他(シングルだったりデータ整理用の補助ディスクだったり)の領域。

なお、HDDの内訳は3TB * 7 (WD30EZRX, WD30EZRZ), 2TB * 1(WD20EZRX)で、変更前のアレイの内訳は3TB + 3TB + 2TBとなっている。

■ 図1 f:id:kirine:20160715143024p:plain

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「小説家になろう」で連載中のWeb小説『幻想再起のアリュージョニスト』が面白すぎて夜も眠れない件

ご無沙汰しております。

ここ暫く体調が芳しくないこともありブログをお休みしつつ「艦これやりながら仕事したりしなかったり」「艦これやりながら食事したりしなかったり」「艦これやりながら寝たり寝なかったり」していました。睡眠不足は良くないですね。

さて、最近またWeb小説を幾つか読んでいるのですが、その中でも『幻想再起のアリュージョニスト』がマイブームで時間泥棒この上ない状態になっております。数日前から読みはじめて先程ようやく二章を読み終えたところなのですが、面白くて区切りをつける場所に悩む割に延々と話が続いていくので終わりが見えないのです(読みながら寝落ちすることもしばしば)。恐ろしいことに現在掲載分の280万文字を超えても未だ更新中の作品であり、更新に追いつくのは何ヶ月先になるかわからないためまだ途中ではありますがこのエントリを書いている次第です。

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オレオレはてなブックマークの進捗

艦これ、2016春のイベントが始まりましたね。早速突撃しましたがE-1甲が突破出来ません。

さて、表題の件について。

前回はRSSの話をしましたが今回はHTML版のお話です。

動きとしては以下の流れ。

  1. はてなブックマークからコンテンツを取得
  2. Nokogiriでスクレイピング
  3. フィルタリング
  4. ERBで出力

ちょっとデザインまで手をつけれていませんが、こんな感じで動いてます。

で、前回「NG設定面倒臭い」という話をしましたが、ちょこっと実装してみました。

このドメインからの記事を読みたくないなーと思ったら末尾のドメインをクリックするとNGリストに追加されます。

「NGリストに追加したよ」

再読み込みすると該当のコンテンツが表示されなくなります。

今は他の人も使えるようにしようとするとちょっとDBの構成が面倒臭いなあってとこで頭を抱えています。他にも「フロントエンド何それ」とか「デザイン酷くねえか」などなど課題は多いですな。Railsに載せたいけどそれも何年か前に齧ったっきりなので復習しないとなあ。

【読書メモ】はじめの一歩を踏み出そう【再読】

書籍情報

  • 書名:はじめの一歩を踏み出そう 成功する人たちの起業術
  • 著者:マイケル・E・ガーバー(訳:原田喜浩)

本書籍について

この本の帯(第五版)にはこう記されている。

  • 「会社に疑問があるあなたへ」
  • 「変革の時代−−自ら変化する人だけが生き残る!!」
  • 「最強の起業バイブル」

これらは全て相応しくなく、そして無価値だ。

ここで原題を見てみよう。

「Why Most Small Businesses Don’t Work and What to Do About It」

The E-Myth Revisited: Why Most Small Businesses Don't Work and What to Do About It

The E-Myth Revisited: Why Most Small Businesses Don't Work and What to Do About It

すなわち、本書の題は正しくは「多くのスモールビジネスがうまくいかない理由と、その対応について」である。

感想

本書の中ではパイの専門店を経営するサラとの対話で、いかにして事業をスケールしていくのかについて語られる。ここで本題を振り返ってほしい。つまり、この本が本来想定している読者は世に言う「ベンチャー」や「スタートアップ」などと言う言葉に関心を持つ人達ではなく、飲食店の経営を始めたり、町の工務店を経営していたりといった人たちだ。

本書で語られるのはそういったスモールビジネスにおいて、事業と個人が渾然一体となった状態からどうやって自分とビジネスを切り離していくのか、どのようにスタッフに仕事を任せるのか、そして事業として拡大していくためにどうしたらよいのかということだ。この時点で自分がやりたいビジネスとは方向性が違うという人も多いだろう。かくいう私もその一人ではある。

しかし本書の中で語られるエッセンスの中で役にたつと思われる部分もいくつかある。

それは「事業のパッケージ化*1」「試作モデル*2」「事業発展プログラム*3」「組織戦略*4」「システム戦略*5」といった考え方である。

特に「事業発展プログラム」における組織戦略、役職契約書*6の考え方については”これから会社を始めよう”、”個人事業でやってきたけどそろそろスケールさせたい”といった人間には参考になるのではないだろうか。

はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術

はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術

*1:7.フランチャイズに学ぶ「事業のパッケージ化」という考え方

*2:8. 「事業」の試作モデルを作る

*3:10. 事業発展プログラムとは何か?

*4:14. ステップ(3) 組織戦略 仕事の役割分担を明確にする

*5:18. ステップ(7) システム戦略 モノ、行動、アイデア、情報を統合する *

*6:これはjob descriptionと置き換えても良い。つまり雇用側が何故job descriptionを書くべきなのかについて語られている