HYLOGICS

今後は各分室にコンテンツを移して、ここは雑記や暮らしを中心としたライフログ的な何かにしていく予定です。

2015年夏アニメ雑感(GATE・がっこうぐらし・乱歩奇譚・うしおととら・うまるちゃん)

こんばんは、kirineです。

3月までは仕事の合間を縫って週30〜40本ほどアニメを鑑賞していたのですが、4月からしばらくアニメから離れた生活を送っておりました。今月から新クールということもあり、「うしおととら」を観るついでに幾つかまたアニメを鑑賞しているのでつらつらと感想を書いてみようと思います。

視聴中の作品(再放送除く)

あまり観れてない気がしていたが列挙すると意外と多い。この中で原作を読んでいるのはうしおととら、監獄学園、WORKING、デュラララの4つ。

個人的に面白いと思う作品

以下、現時点でのそれぞれの所感を。

GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり

おおざっぱなあらすじ

都内に突然現れた異世界への門(GATE)。GATEからの軍勢を防いだ自衛隊はその向こう側に広がる異世界を調査することになる。第三偵察隊を率いる伊丹は異世界とどう向き合うのかーー。

感想

1話は偶然現場に居合わせた伊丹(同人誌即売会に来ていた)がGATEから現れた軍勢から一般人の避難活動を行うのですが、これは結構地味です。しかし2話冒頭でファンタジーを武力でねじ伏せる表現が圧巻です。これは実写ではなくアニメーションでやるからこそ映えるのだと思う。しかし魔法はどこ行った。

3話ではRPGでドラゴンの腕を吹き飛ばしたり、他にもロゥリィの初登場&賊相手の立ち回り、黒川と伊丹のやり取りで黒川の心情が変化している点など見所が多かったです。とりあえずキャストは揃った感じでしょうか。第三偵察隊の面々が覚えられないのだけど、公式のキャラクター紹介のページを見ても記載されてない。。。ということは彼らは本筋に絡まないまま今後フェイドアウトしてしまうのだろうか?だとすると寂しい。

がっこうぐらし!

おおざっぱなあらすじ

校舎内で生活する学園生活部の面々。今日も平和な1日が始まる……のか?

感想

ただの萌え系日常モノかと思いきや、1話ラストで不穏な空気に。その辺の話は2話で明かされます。全体的に萌えテイストを残しつつ静かな狂気を孕んでいる感じが良いですね。ここまで来て、一時期CMやってたあの作品か、と思い出しました。当時も結構面白そうだなと興味を持った記憶があります。Wikipediaでネタバレ踏んでしまった……。

乱歩奇譚

おおざっぱなあらすじ

コバヤシ少年がある日目がさめると、目の前には担任の教師のバラバラ死体。天才探偵・アケチと出会ったコバヤシ少年は奇怪な事件に巻き込まれてゆく。

感想

キチガイしかいねえ。

夏なのでホラーものを、ということなのかな。江戸川乱歩没後50年作品かつ探偵モノということでUN-GOみたいな推理作品かと思いきやそんなこともなく。乱歩の原作をテーマにアニメ化しましたというより、乱歩の作品群をモチーフにしてオールスター出演させてみました、というのが恐らく正しい。1話でいきなり人間椅子が出てくるのだけど椅子の中に人間が入っているわけでもなし、影男はロリコン紳士だし、怪盗二十面相は連続殺人鬼。黒蜥蜴や地獄の道化師もきっと出てくるのだろう。OPに出てくるキャラがキーパーソンみたいなので3分間ショッキングに出てくる検死のお嬢さんもそのうち本筋に絡んでくるのかな。

1話2話で人間椅子を持ってきたりコバヤシ少年が男の娘だったりと随分わかりやすいボールを放ってくる、ええそういうの大好きです、と思ってたら3話で誘拐された少女が<検閲>されてるのは結構えげつないと思った。ご丁寧にアクセサリーの一部がレリーフに埋め込まれてたりするんだよね、チョーカーとか。救いがないまま3話が終わってしまい随分暗鬱な気分になったけど4話で天誅があるっぽい。しかしそれが救いになるわけでもない。

今のところハイライトは1話のコバヤシ少年とアケチの掛け合いでコバヤシ少年が「壊れたいです」と独白するシーン。ちなみにコバヤシ少年の声を演じるのは高橋 李依さん、がっこうぐらしの美紀役でもある。

うしおととら

おおざっぱなあらすじ

住職の息子、蒼月潮(うしお)は蔵の地下に封じられた対魔の槍である「獣の槍」と、槍に封じられた妖怪「とら」に出会う。うしおは獣の槍を手にしたことにより、とらと共に数奇な運命に巻き込まれていく。

感想

寄生獣」「ジョジョの奇妙な冒険」に続く『このタイミングでアニメ化……?』的なオッサンホイホイです。原作はリアルタイムで読んでました。アニメ化されただけでも感無量なのですが、原作の勢い、熱さの再現度が素晴らしいです。あえて昭和っぽさを前面に出してる気がしますがそれがまた良い。そしてそんなに違和感がない。「寄生獣」や「ジョジョの奇妙な冒険」はちょっとアニメとしてどうよとかこの表現はどうなのと思うところがありつつも『まぁ、表現が難しいんだろうな』と穿った見方をしていましたが今のところ「うしおととら」は安心して見ていられます。暑苦しさがあって非常に良い。

干物妹!うまるちゃん

おおざっぱなあらすじ

外では容姿端麗・文武両道の完璧超人として振舞う土間うまる。その正体は干物な妹"干物妹"なのであった。兄タイヘイとうまるちゃん、そしてうまるのクラスメイトが繰り広げる日常コメディ。

感想

干物というのは一時期流行した干物女のことで要するに恋愛に興味がなくぐーたらで枯れた状態のことらしい。干物妹であるうまるちゃんは脱ぎ散らかしっぱなしでポテチ食べながらコーラを飲んでネットやゲームに興じるダメ人間なのですが可愛いから許せてしまう。海老名ちゃんも可愛い。ちなみに番外編の「ひもうと!うまるちゃんS」がまた面白いです。

ということで今回は以上です。

しかし公式サイトでいきなり動画流すのはやめて欲しい。こちらはモバイル回線なので。