HYLOGICS

今後は各分室にコンテンツを移して、ここは雑記や暮らしを中心としたライフログ的な何かにしていく予定です。

自室で遭難する

こんばんは、kirineです。

突然ですが昨日腰を故障しました。

DVDレコーダーにスピーカーを繋いで使っているのですが、たまに誤作動?で電源が切れます。昨日も電源が切れたので床に置いているコントロールユニットの電源を入れようと屈んだ拍子に腰が変な曲がり方をして動けなくなりました。「ほ、骨が変な曲がり方した……」と思ったのですが1日経過してかなり楽になったのでただの捻挫(ぎっくり腰)だったのかもしれません。

頭痛や腰痛って普遍的なものでその症状が幅広いため共感を受けにくいのですが、あまりに痛いと体が動かなくなるんですよね。その昔胆石で救急車を呼ぼうとした時もなかなか辛くてたった数歩歩くことも出来なかったのですが、苦痛を無視して力を入れようとしても身体が拒絶する、倒れこむように横になったもののそこから起き上がれないし姿勢を変えることもままならない(腰を数cmずらすこともできない)状況というのはちょっと新鮮でした。

歩くことはおろか起き上がることも困難になってふと思ったのは食事とトイレをどうしようかということで、しばらくもがいた結果身体を横にして肘と腸骨で身体を支えればなんとか姿勢を起こせる、そしてそこから肘と膝で身体を支えれば起き上がれることに気づいてトイレくらいなら行けるようになりました。しかしものすごく痛い。立ち上がるだけで数十分かかり、部屋の中を数メートル歩いてトイレまで行くのにも必死です。

トイレを済ませて次に困ったのは携帯の充電器が机の上にあって使えない、電子レンジを使うためには屈みこまないといけない、モニタの位置が高すぎて横になった状態で観続けることができない、といった「部屋の中が腰が悪い人に向けた構造になってない」せいで何も出来ないということでした。これはいかんともしがたいなあ……。

前日買い出しを済ませていたので食材には困らなかったのが不幸中の幸いで、とても外に出れるような状態ではないので食材がない状態かつもっと症状が酷かったら詰んでたかもしれないなあと思います。過去の経験則から3〜4日くらいは食事をしなくても平気なのは判ってるのですが、3日も食事せずに横になってると身体に力が入らなくて床から起き上がれなくなるんですよね。ネットショップで買い物は出来てもオートロックなので玄関まで荷物を運んでもらえない。。。

1日安静にして部屋の中程度なら歩けるようにはなりましたが、起き上がれない、歩けない、そんな状態だと孤独死というものは割と身近にあるのではないか、都会に住んでても部屋で一人遭難する危険性は実は身近に潜んでいるのではないか、そんなことを考えました。腰を壊しただけならまだ救急車を呼ぶ余地もありますが、これが脳溢血や心筋梗塞だったらアウトですよね。発見されるのはせいぜい一ヶ月後です。

孤独死しないように家庭を持とうという論調もありますが、もうちょっと仕組みでなんとか出来ないものかと思うのです。