「初心忘るべからず」とは言うものの
自戒の念を込めて。
昨日はとあるブロガーさんの記事を読んでいたのですが、その中で「初心を思い出せ」というブコメを拝見しました。
ブログ開設当初はどんな記事を書いていたんだろう?と思い過去の記事を探してみたのですが過去記事へのリンクがないため一苦労。というかはてブに載ってるだけで600件近くエントリがあって継続は力なりを実感する次第です。
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ふと思い立ってInternet Archiveで過去記事を追ってみたところ、旧デザインから過去記事へのリンクを発見、なんとか開設当初の記事を見つけることが出来ました。
今から数年も前のこと、ブログを開設した当初の記事はとても眩しい……というか今とは別人じゃん!
ただ、少し記事を追っていくとキャラ付けが変わったというよりも、当初(どう振る舞えば良いのかわからないので)猫を被っていたのが、周りから評価されるにつれ少しづつ持ち前の性分を露呈していったというのが正しいのでしょう。
程度の差こそあれ、人間は周囲の反応を見ながら自分の役割や立ち居振る舞いを見定めています。過ぎた自意識や周囲からの評価に曝されるうちに、自分の立ち位置を見失ってしまう。自覚的にキャラを作り上げたつもりでも、実はそのように自分の役割を落としこんだだけだったりします。
演じているつもりが、演じさせられている。
道化を演じていることが道化そのものというメタ構造。
昔の人は言いました。「狂人の真似とて大路を走らば、即ち狂人なり」と。
おまけ
ちなみに、このエントリを書いてる中でこんなページを見つけました。
「初心忘るべからず」には、裏の意味がある。 | 離婚の危機を回避する30の方法 | HappyLifeStyle
ちょっとハッとさせられたのがこの一文。
”この言葉の裏には「いかなる人間でも必ず初心を忘れてしまう」という人間心理をついた意味があります。”
私もきっと例外ではないです。
数年後にブーメランが返って来ることを覚悟して、一旦筆を置くことにします。