HYLOGICS

今後は各分室にコンテンツを移して、ここは雑記や暮らしを中心としたライフログ的な何かにしていく予定です。

Civlization5 プレイメモ 『復讐のビザンツ』

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図はゲーム内で宗教特化の文明であるビザンチン帝国(東ローマ帝国)のテオドラ皇后*1

さて、3回ほどプレイ(本記事執筆時に4回目をプレイ中)した中で一番ドラマチックな展開だった3回目を紹介したいと思う。ちなみにあらかじめ記録をとっていなかったせいで合間合間のセーブデータから拾ってきた情報で再構成してます。一応、未プレイの人にもわかりやすくしたつもりです。

ゲーム設定

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  • 使用文明:テオドラ(ビザンチン
  • マップタイプ:大陸
  • マップサイズ:小さい
  • 難易度レベル:3. 将軍
  • ゲーム速度:スタンダード

宗教も面白そうだなと思ってビザンチンを選択。1回目のプレイでローマで神道を立ち上げたのだけど、ポーランドから預言者を送り込まれて酷い目にあったのでリベンジをしたかった。前二回のプレイでは難易度レベル:2. 酋長を選択したが、相手にならなかったので難易度を上げてみた。大体ルールも把握してきたので大丈夫かな、と。

暗黒時代

同じ大陸にいたアメリカ・マヤ・ズールーと遭遇。

速攻で布教が終わったため外交上は平和。ズールーがマヤと交戦(後にマヤは滅ぼされる)しているのが気になってはいたものの、干渉することが出来ず放置することに。

勢力図

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文明
青(薄) ビザンチン
青(濃) アメリカ
ベージュ(薄) ズールー
ベージュ(濃) マヤ
自由都市

探索が終わってないのですが、右上のマヤだけ孤立しています。ズールーの領地を通らないといけないので手助けも出来ずに滅ぼされてしまいました。

とはいえ、まだ平和だったあの頃……

海の向こうの覇権争い ~そして戦争へ~

大陸の探索や資源争いの都市建設が一段落したところで新大陸にいたポーランドとブラジルに接触。まだ宗教を創始していないブラジルに対しポーランドは既に宗教を創始済みであった。二ヵ国とも接近当初から親しくしていたものの、ブラジルへの布教と並行してポーランド付近に新都市・オフリドを建設しポーランドへの布教を進めていたところ外交問題が頻発。最終的に世界議会で世界的宗教を提案したところ、ポーランドとズールーに同時に宣戦布告されてしまった。

1600年頃(230ターンくらい) ビザンチン包囲戦勃発

勢力図

なし(自動セーブが見当たらない><)

電撃のポーランド

今回はここまで軍事ユニットをほとんど作らずに進めてこれたのだが、一転して北のポーランド・南の蛮族・東のズールーと包囲され窮地に陥る。アメリカは立地的にも頼りにならず、同盟国ブラジルはポーランドとも同盟を組んでおり、応援に応じてくれない。やむなく路線を変更して軍拡することに。

一旦状況を整理すると、蛮族は領地を荒らしこそすれど都市からの攻撃で追い払えるレベルなので放置してても問題なく、ズールーも国境まで軍隊を出してくる様子がない。それに対し海向こうのオフリドポーランド軍に包囲され陥落一歩手前で喫緊の事態。橋頭保を失うわけにはいかんとポーランド周辺の自由都市資金を突っ込み同盟を組み、前線の都市であるオフリドで兵舎を購入・軍事ユニットを生産。ポーランドの軍勢を何度か撃退したことで講和を持ち掛けられるものの、ある程度出費をしてしまっているので都市の一つでも奪い取らないと気が済まない。

1735年(258ターン目)、最終的にポーランドが折れ、第三都市ロズを手土産にする形で講和に応じる。

勢力図

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文明
青(薄) ビザンチン
青(濃) アメリカ
ベージュ(薄) ズールー
ベージュ(濃) マヤ
ポーランド
黄(薄) ブラジル
自由都市

赤い部分の上にひょっこり出た右上の水色が割譲されたロズ地域。

膠着のズールー戦

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図はズールーの前線都市クアラルンプールとその周辺。かなり攻め辛い地形をしている。

わずか30ターン弱でポーランドが折れたのに対してズールーは手ごわかった。

序盤にマヤを併呑し地力があったのに加え、固有ユニットのインピ(参考)による苛烈な攻勢に国境沿いの都市アンティオキアはあっけなく陥落。ポーランド役後に返す刀で南部の軍勢を構築してなんとか国境付近を奪還することには成功したものの、既にアンティオキアは灰となっていたのであった。ズールーの前線都市クアラルンプールは南北を海に挟まれた細い地形となっており、また丘陵と森林を構えさながら天然の要塞である。その上城壁まで築かれてしまっては最早攻撃が通らず、しばらく膠着が続いていた。

決戦!クアラルンプール!!

攻め手に困ったビザンチンは世界議会で常備軍*2とズールーへの通商禁止を押し込み嫌がらせ*3をする一方、フリゲート艦隊*4で戦線付近を威圧。後にライフリング技術の開発によりライフル兵を、爆薬の開発により大砲をそれぞれ手に入れることでクアラルンプールを一気呵成に撃破。*5

機を見たアメリカ・ブラジルからも協力を取り付け、ここに来てズールー対ビザンチン連合(ビザンチン・アメリカ・ブラジル)の図式となるのであった。

ズールーの落日

これに慌てたのはズールーの指導者シャカである。なにせ世界二位の大国ポーランド*6と同時に宣戦布告をすることで2対1にしたつもりがポーランドは早々に降伏しており、いつの間にか自国のみが各国に包囲されているのだ。手を変え品を変え幾度も講和を持ち掛けてはみるものの、ビザンチンはこれを歯牙にもかけず怒涛の勢いでノバンバ・ウムグングンドロヴ・ブラワヨとズールーの都市を立て続けに制圧していく。

アンティオキアを滅ぼされたテオドラの怒りは、シャカが最後に残った属領であるマヤの首都パレンケを講和の条件に持ち出すまでズールーの民を苦しめ続けるのであった。

1900年(319ターン目)、ズールーがパレンケをマヤに返還*7することで講和が成立。

ビザンチンとズールーによる300年に渡る長い戦いにようやく終止符が打たれたのである*8

勢力図

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文明
青(薄) ビザンチン
青(濃) アメリカ
ベージュ(薄) ズールー
ベージュ(濃) マヤ
ポーランド
黄(薄) ブラジル
自由都市

カーソルで選択している白枠の中央、黒い自由都市の下にあるのが復興済みのアンティオキア。その右にあるのがクアラルンプール。一つ前の勢力図と比べるとズールーが押し込まれたのがよくわかる。何気にポーランドが進出していたり(枠外右上の赤い箇所)。

プレイ終了

ズールーの都市をほとんど奪い尽くし首都だけ残した状態で戦争を終え、気が付けば無双状態。世界は正教で溢れ、法理の光が満ちる。……え、これどうやって決着つけるの?

とりあえず科学や外交で負けることもなさそうだし、文化勝利もパラメータを見るに大丈夫そう。あとはgdgd進めていけばなにがしかの勝利を得られるだろう。というところで、かなり疲れたのでここで一旦セッション終了。後半の戦争してる90ターンだけで半日潰れた。。。違うんだよ、軍事プレイしたいわけじゃないんだ。そんなに都市を拡張したつもりはなかったものの、結局はポーランドとズールーの5都市を併合したため最終的には12都市にまで増えていた。やっぱりグダグダである。そりゃ疲れるし長引くわけだ。終了時点でプレイ時間は14時間程度(勝利まで完走してないから実績解除されてないけど)。

色々反省をしつつその日は寝たものの、次はコンパクトシティ路線で行こう、と懲りずに日曜日を費やし4thプレイに突入するのであった。

*1:テオドラはユスティニアヌス1世の妻であり、ビザンチン帝国の女帝でもあった。テオドラは、紀元1000年紀のなかでも史上まれに見る帝国を統治する。テオドラはこんにち、ビザンチン帝国で最も影響力を持っていた女性として知られているが、皇帝ユスティニアヌスがテオドラを共同統治者としたのは、その知的な助言が政権の助けになると考えたからであった。テオドラの人生の始まりは慎ましいものであったが、やがて知的で信頼できる皇帝の助言者として、帝国全土のみならず未来にまで知れ渡る存在となった。テオドラは帝国の発展に不可欠な存在であったため、その存命中にビザンチンを導いていたのは、皇帝ユスティニアヌスではなくテオドラであったと考える人もいる。

http://www.dndjunkie.com/civilopedia/ja-jp/LEADER_THEODORA.aspx

*2:軍隊の維持費UPの効果。自分も痛いが財布はこちらのほうが断然余裕があるので

*3:通商による収入は結構大きいので馬鹿にならないはずなんだけどAI相手に実行して果たして意味はあるのかどうか。交戦中は相手の収益がわからないので何とも言えないが、本当に嫌がらせ以上の効果はなかったかもしれない

*4:新大陸捜索時に間違って作ったガレアス船(ガレアス船は外海に出れないため、外海探索には全くの役立たず)が手元にあったのでフリゲート艦にアップグレードしてみたら、ここにきてまさかの大活躍。インピ相手ならざっくり削れる素敵な攻撃力。その後大金をぶち込んで購入したフリゲート艦で艦隊を構築したけど財政へのダメージは計り知れず。

*5:都市自体は防御が硬くてフリゲート艦じゃダメージがほとんど通らず、対都市ボーナスのついた大砲でなんとか陥落

*6:開戦時点でのゲーム内スコア順位。

*7:自国領にするか開放するかはプレイヤーが選べるのですが、開放された国には外交ボーナスがあるみたいなので開放しました

*8:実プレイ時間も数時間に及ぶ長丁場でした。本当に長かった。。。