HYLOGICS

今後は各分室にコンテンツを移して、ここは雑記や暮らしを中心としたライフログ的な何かにしていく予定です。

スタートアップにおけるメンバーの役割とか立ち位置について考えてみる

昨夜(時間帯的には朝)は夜更かししたまま寝つけなくてクダ巻いてました。

まとまりつかないtweetをまとめてみましたがやっぱりまとまってない気がします。

海外の現地法人立ち上げに巻き込まれたときにボードメンバーが資本政策でやらかした話とかも書きそうになりましたがかろうじて思いとどまりました。

スタートアップを始める時、大体は夢と野心を拗らせて自分たちのプロダクトで世に問うみたいなことをやりがちなのだけど、資金やマーケットによほど恵まれた状況じゃない限りまずは死なないように泥臭くやっていかないといけなかったりする。キャッシュフローを確保し、そのためにもしっかり顧客開拓をしていかないといけない。これはB2BでもB2Cでも変わらないんじゃないかな。この辺は大きな企業だとフィージビリティ検証とかでしっかりやっているんだけど、立ち上げたばかりの会社では割とないがしろにしがちな気がする。「経営の教科書(著:新 将命)」の序章には以下のように書かれている。

とりあえずは、会社をつぶさないこと
何より問われているのは、とりあえずは会社をつぶさないことであることはいうまでもない。 「手術は成功、患者は死亡」では元も子もない。「経営者が犯す最大の罪は会社をつぶすことである」という表現もある。

(まぁ、この本は既にある程度の実績がある会社を対象にしているので多少コンテクストは違うのだけれども。この後は「生き残る(だけの)企業」ではなく「勝ち残る企業」になれ、と続きます)

顧客開拓の重要性については「アントレプレナーの教科書(著:スティーブン・G・ブランク)」から。

過去においてはすべてのアーリーステージのベンチャー企業のほとんどの起業家が「作れよ、されば顧客は来たらん」が自分の会社に当てはまると信じていたということだ。我々の主張は、そのような格言が適用できるのは少数の会社であり、大多数ではないということである。 残りの大多数にとって、問題となるのは顧客や市場の受け入れについてであり、本書でその道筋が示されている。

アントレプレナーの教科書」ではこの後さらに第1章をまるまる「大失敗への道:製品開発モデル」として割いており、顧客不在のプロダクト開発がどうなるかを描いている。その後の2章からの顧客開発のプロセスが本題なのですが、実はまだ読みかけで積んだまま放置しているのでまた別の機会に気が向いたら書こうと思います。

経営の教科書

経営の教科書

アントレプレナーの教科書

アントレプレナーの教科書